5周年だヨ!裏★ストレンヂア レポート

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zoom RSS 裏★ストレンヂア 詳細レポート!

  作成日時 : 2012/08/01 23:44  

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7月25日(水)19時、新宿は歌舞伎町。集まり始めたお客様に混じって、登壇者である竹内志保さん、伊藤秀次さん、安藤真裕監督、南雅彦さんらが三々五々に登場。ボンズスタッフさんたちに混じって、写真を撮りにきてくれた斎藤恒徳さんの姿もありました。

控え室で簡単なブリーフィングを行い、今日プレゼントとして渡す予定のグッズにサインを入れてもらっていると、監督は「今日は、何人くらい入るんですか」と訊ねました。会場に来てくれるはずのお客様の数は80名以上。イベントスペースとしては決して大きな場所ではないけれど、普段は舞台裏を支えている方々が人前で話すとなれば緊張を強いることは間違いなく、登壇者の方々にとってこうしたイベントは想像以上に大変なことなのだと、改めて協力して頂いていることへの感謝を感じた瞬間でした。

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BGMが流れ、司会の藤津亮太さんがまず壇上へ。続いて下手から登壇者、伊藤さん、南さん、竹内さん、安藤さんが並びます。ロフトプラスワンという場所柄、まずは飲み物のオーダーから。南さんを除く4名はビール、南さんはテキーラトニック。すでに控え室でも何杯かお酒が入っているのでした。
美術設定の竹内さんから、この日のために前日準備してきてくれた美術設定の抜粋が4部会場にて回覧されることに。安藤監督と一緒に選んできてくださったのです。さらりと、でも手厚いサービスのご提供でした。

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第1部は、大喜利形式。司会からお題を出して、登壇者がそれについてスケッチブックに書いた回答を出して語る形でトークが進行しました。

1問目:好きなキャラを教えてください。
南 :領主(VC:石塚運昇さん)
伊藤:オープニングで自分が殺したキャラ
竹内:万覚寺
安藤:オープニング
竹内さんは、この背景を様々な角度から描ききったとのこと。キャラ芝居の背景としてではあったが、相当に細かく描いたので、がんばったぞ、という感想。
安藤監督は「オープニングを誰にお願いするかに迷った。スピードと技術を持ってまとまったシーンをお任せできる人、と考えて、伊藤さんにお任せした。」と語ると、伊藤さんは「これは裏切れないな、と思った」と回答。南さんは「初めて見た原画カットがカマキリだったが、100枚以上を使っていて…これはすごい映画を創れるなと思った」。

2問目:ぶっちゃけこの時が一番しんどかった!
伊藤:ず〜っと。
竹内:みんなとの温度差
安藤:編集前
南:ダビング2回
伊藤さんは、オープニングの持ち場を終えてからも、ずっと原画を見てくれていた。正念場だった正月も安藤監督と共に居て、そのとき放ったある言葉に安藤監督がひどく感銘を受けたそう。(※実は、有名監督の言葉であったことが後から発覚!)
竹内さんの仕事は設定なので、原画に入る頃には終了している。原画としてもとても巧い人なので、最後は大事なシーンのレイアウト修正や、儀式の場に巨大な炎が灯るシーンなどを描いてもらっている
安藤監督曰く、「描いてもらった爆発のシーンは『あれは誰がやったの?』と後で中村豊さんが訊いて来た」。(※中村さんと竹内さんは同郷、同年代ということで何でも遠慮なく話し合う仲だそう。)
安藤監督は、「編集で一本の映画に形を変えるために、今までバラバラだったカットを演出として全てチェックする作業が一番しんどかったですね。映画ということもあり、ワンカット、ワンカットの内容が非常に重たく、気が遠くなりました(笑)。なんとかやり通せたのも伊藤さんはじめオープニングにクレジットされている原画さんが多くのカットを担当してくれたという部分はありますね。大変助かりました。」と語りました。
南さんは「作品が空中戦などのない全編地に足つけてのアクション作品なので、全てのカットに多くの音が入っていることから、1度ではやりきれずに2回ダビングをすることになった」ことをあげていました。

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第3問:達成感を感じた瞬間は?
南:初日
竹内:砦の形が決まったとき
伊藤:いやあ、いいオープニングになりました、と監督が言ってくれたとき
安藤:初号試写
初日は初めてお客さんが入って、ここまで苦労を重ねたスタッフ全員が一丸となれる日だから、と南さん。本編最後の「砦」は、竹内さんと安藤監督で細かい部分まで討論しながら延々検討して完成したもの。
伊藤さんのコメントについては、演出をつけなかった(※普通、劇場版だと演出補佐が監督のほかにつく)ために本当に大変だった中、まとまったカットを上手な原画マンたちがしっかりと仕上げてきてくれたのが楽だった、と安藤監督。演出補佐をつけなかった理由を「最初の作品だったので、全部一人で受け止めたかった部分が強かったんです。でも正直、制作後半はその判断を後悔しました(笑)」と語りました。伊藤さんも、劇場版では普段ない形式だったが、非常に良い形だったと思うと振り返っていました。
安藤監督は「初号までは各セクションのスタッフは全体像を見れない。それまでスタッフの仕事を監督としてジャッジしていたのが、初号の場で一番最初の観客として、スタッフにジャッジされるんです。一番緊張感があり、上手くいけば一番達成感を感じる瞬間ですね。」とのこと。

一方、南さんは「初号が一番胃が痛くなるとき。終わった後映倫の人たちとこそっと端で話していた記憶があります。色々と指摘された。血の量とか…」。安藤監督も映倫審査について「映倫試写室はひとつの天王山でした。中学生には普通に観て欲しかったから、R-15は避けたかった。最終的にPG-12の指定を受けて、よかった、と思った。冷静に考えると指定はされてるんですけどね(笑)。」

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第4問:5年目だからいえる、実は。
伊藤:この企画、大丈夫?
南:女性キャラ、姫
竹内:安藤さん、そろそろ(次の作品で、使ってください)。
安藤:エンディング曲
企画から聞いていたけれど、最初は本当に大丈夫かなと思っていたと、伊藤さん。
南さんは高山脚本には女性が一人も出ていなかったことから姫を追加したが、あれ、大事だった?と。安藤監督はすかさず「重郎太のモチベーションですから!大事!」。「正直、ヤローばっかりの映画やりたい、とかいってても段々しんどくなるんですよ(笑)。姫のデザインが上がり色が付いたときは、男ばかりでもいいんだ、と思っていた自分が間違ってたかな…と思いました」。
竹内さんは、その後お声がかからないぞとのご指摘。監督は「最初が竹内さんだったから、自分に中でその後、美術設定に求めるレベルが上がってしまった。でかい仕事をやるときには、竹内さんと是非にと思っています!」と話した。
エンディング曲については、当初歌詞つきの歌を拒んでいたけれども、南さんの薦めもありタイアップ曲を入れようかという気になった場面があったが、逆転NGになった話を暴露。結果的に佐藤さんの曲でよかったと。南さんは、そこを評価してもらえることも多いと話しました。

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第5問:ストレンヂアをやる前後で変わったこと。
伊藤:仕事がたくさん来た
南:よりアクションスタジオだと思われるようになった
竹内:植物に多少詳しくなった。里山に詳しくなった。
安藤:賢者モード?
監督は、「いろんなことに優しくなりました(笑)。作品作りでは皆が「こうしたいんだ」という強い気持ちを抱えているので、自分がやりたい事を前に出すより、それを余裕をもって受け止められるようになったかも。オリジナルはゼロから全部自分で引っ張ってゆかなきゃいけないから、それが出来て、やりたいことをやり切れたフィルムを作らせてもらったことで、その後が大分変わった気がします」とのことでした。


休憩を挟んで第二部からは、原画の伊藤さんに代わって、人物設計の斎藤恒徳さんが登壇。南さん、安藤さん、斎藤さんは「ストレンヂア」オリジナルワークシャツを着ていました。当日お客様にご協力いただいたアンケートを読み、「もっと広めるためのキャッチコピー」を選びました。大賞は“ストレンヂアを観ずに死ぬと、死ぬぞ”でした!

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そして「そこ☆あに」イラストコンテスト受賞作品をスクリーンで鑑賞。以下のようなコメントがありました。

□大賞:自分の作ったキャラを全て小さなキャラまで描いてくれていて、力の入った作品だと思いました(斎藤)
□安藤真裕賞:中学生のときにストレンヂアを観た、というエピソードが嬉しかった
□斎藤恒徳賞:大賞がシリアスな作品だったこともあり、個人賞のほうでは自分がファンシーな絵を描けないので、かわいらしいものを選びました。
□中村豊賞;中村さんのかわりに監督から、「魂(ソウル)を感じます。」と中村さんからのコメントを紹介
□南雅彦賞:ここまでほのぼのしたシーンはないんだけど、きっとこういうこともあったんじゃないか、あったらいいなと思わせるイラストだったので、選んでみました。
□飛丸賞:たくさんあった中で、「選んで!」と訴えかけてきたので選ばせて頂きました(バンダイビジュアル木村)
□アイデア賞:タイトルになっている人文字的なイラスト。味があるね、アジの開きもあって(南)。

その後はアンケートを読みながら、プレゼント抽選会もありながらのフリートーク。
中村豊さん大好きです、というアンケートについて「中村さんにしっかり伝えておきます」と安藤監督。
キャラクター発注については、「シルエット重視、影少なめに、と一言でいっても僕の中と斎藤君の中での捉え方の違いがあるので、どこに落としどころを見つけていくかということに関しては、斎藤君はすごく悩んだところだと思います。虎杖のデザインはヒゲとしてデザインされていた部分を「サリーちゃんのパパ」をイメージして外側に広げてもみあげになりました。名無しの顔の傷の位置は、色々と試行錯誤しましたね。主人公なので個性がありながらも嫌われないキャラクターにしなければならなかった。袴姿は年齢が上がるので、肌露出は多めに!若さを出して!」など、監督と斎藤さんの当時のやりとりが語られました。
そして10周年は何かやるよと南さんが話すと、会場からは拍手も沸き起こり、熱心なファンの皆さんからの期待が感じられる一瞬でした。

最後の最後となり、監督から締めていただきましょうと司会が言うと、監督は「南さんがやるよ、と言ってくれなかったら本当に出来なかった。だから最後は南さんに」と話し、それを受けて南さんが以下のように締めくくりました。

「こういう作品を作るのは本当に難しい。プロダクションの仕事っていうのはこういうチャレンジをすることなんだろうな、と改めて思わせていただいたのもこの作品。これからもストレンヂアのような作品を作ってゆけるように、がんばって行きたいと思ってます。本日は本当にありがとうございました。」

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拙いレポートでしたが、いかがでしたでしょうか?
5周年プロジェクトという形で、春ごろから少しずつ進めてきた展開。中には様々な事情で実現できなかった企画もいくつかありました。ファンの皆さんからの声に気づかされることも多々ありました。何よりも、公開から何年経っても映画は作品として生き続け、観る人の数だけ広がってゆくのだということを、実感できた時間でした。
皆さんからの熱い声援と期待を忘れることなく、これからも『ストレンヂア』を広めるために、製作委員会一同粘り強く頑張ってゆきたいと思います。

ボンズの皆さま、スタッフの皆さま、関係者の皆さま、そして誰よりも今と未来の『ストレンヂア』ファンの皆さんに、心からの感謝を。

また会える日を、楽しみにしています!





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